Aqlier/ 10月 19, 2015/ Android

Android でアプリ開発をおこないました。
Android 初心者が、気になったこと(オオハマリ状況)をまとめてみます。

Android 入門本編

 ・Android 開発において、入門本を購入しました。超初心者ということで、”やさしい”を謳い文句にしたものですが、使っているうちにどんな人(目的)をターゲットに作られたかが、判らないようなものでした。目次を中心に選定をしたこともありますが・・・。

 ・開発言語は、Javaで、Java中心の記載は、良いのですが、画面レイアウトもJavaで行うことで記載されていました。まず、「ラジオボタンを使って、横にレイアウトする」ことを構築するとき、どうやっても、横に並べることができません。ここでかなりはまりました。なぜなら、Javaの作りでは、項目は垂直方向に並べるしかできず、調べていくと、画面は”XML”で構築しなければならないことが判りました。この入門本では、最後の章の2、3ページで、XMLで作ることでできる旨が記載されていて、この記載だけでは、期待外れでもあります。

 このXMLは、コードを直接触ってしまうと、おかしなことが起きるので、極力GUI画面から設定するしかありません。GUIの視覚的操作で水平方向に項目を並べていく操作は、iOSのstoryboard定義と同じに要領ですが、位置合わせが困難で、Javaコード上で幅を指定してきっちりした位置合わせを行いました。(これが正しい方法なのか不明です。)作成中のGUI画面では、左に項目が詰まった状態で、動作してみないとわからない状況とも言えます。iosなら、位置合わせが容易にできることが、Androidでは、できませんでした。

 また、画面項目を相対的に定義付けるのも、一種の職人技の領域を感じました。前後左右の関連付けをきれいにすることが難しいです。関係ない箇所で、勝手に定義されてしまい、この操作に関して、うまくいかないこともあり挫折して、一部だけ相対的レイアウトにしていますが、入門本では、触れてほしい部分でもあります。

 ・Android 端末では、複数の画面サイズがあるので致し方無いのかもしれませんが、画面構成(ターゲット画面)に関して、悩ましい部分であります。iOSなら、iPhone用、iPad用だけで対応できますが、端末によっては動作しないものもあると言えます。

 ・入門本では、開発するに当たって、初心者をターゲットにした必要最低限の説明は欲しいです。デバックの仕方(ログの出力)とか、開発中に起き得るエラーの対処方法とか・・・初心者には必要な感じがします。画像が多いのはありがたいですが、肝心な内容が薄いのは、困ったものです。